USBL（Ultra-short baseline location）は、水中での測位に使用される技術で、
海洋石油探査、海洋救助、その他の海洋生産・開発アプリケーションでよく使用されています。
主にROV（Remote Operated Underwater Vehicle）、AUV（Autonomous Underwater Vehicle）、
ダイバー、その他の水中生物の水中での位置を正確に検出するために使用されます。

CHASING CERULEAN USBL Kitは、CHASING M2 PRO ROV専用にカスタム設計されたもので、
ドッキングステーションとアダプターボックス（コントロールコンソールはオプション）と組み合わせて使用します。
このキットはROVの正確な水中測位を実現するために使用されます。
USBL測位システムは、三角測量に基づく測位の原理を利用しており、
送信機と受信機を利用してソナー信号を送受信し、ROVの座標を算出します。

※水中ドローン・送信機・USBL・ドッキングステーション・アダプターボックス・コントロールコンソールは別売りとなっております。
※M2 PROのみ使用ができます。M2にはご利用いただけませんので、ご了承ください。

CHASING CERULEAN USBL Kitの送信機はROV本体に搭載され、受信機はテザリングケーブルを介して、
陸上や甲板に設置されたアダプターボックスやコントロールコンソールに接続されます。

送信機と受信機の間の距離をソナー信号の送信時間で測定することで、平面座標上のROVの位置を算出することができます。
ユーザーは、スマホの「CHASING GO1」アプリを使用するか、
高輝度スクリーンの操作卓で直接情報を確認し、ROVの現在の水中位置を監視することができます。